○まずはイチゴの収穫の話
今日1日の予定が、老パパリンのボケ行動のおかげで午前中にあっけなく崩壊。
露骨なボケ症状でないだけに、なおさら始末が悪いのです。
老人とはかくも視野が狭くなるものか(昔は老人の言動に関しては”頑固”という表現を使ったが、我が老父について言うと、頑固と呼べるほどの思想、信念は微塵もなく、単なる幼児的自己チュー)。
すいません。
ちょっと愚痴らせていただいたキッタンでした。
さて、まずはイチゴの収穫。
といっても月曜日の話でして。
完熟には達していなかったのですが、菜園にやって来た老ママリンにこらえ性がなく、「採って、採って」とせがむので(この人も幼児化しつつある)、品種の異なる(であろう)3種の果実を採りまして、ママリン、オトキサン、キッタンの3人で試食いたしました。
あまり手前味噌なことは言いたくないけれど、掛値無しにおいしかった!!
味が濃厚――これは毎度申し上げておりますが、甘さが違います。
野イチゴの場合は酸味中心で後ろから甘さが追いかけてくるのに比して、イチゴでは口に含んだとたんに凝縮された甘みが広がります。
酸味は隠し味。
甘味をさらに引き立てる名脇役になってくれているのです。
オトキサン曰く、「これまで菜園で食べた中でサイコーの味。どのくらいの甘さがあるのか、糖度計で計ってみたい!」
もっとも、老ママリンは少々ご不満の様子でした。
それというのも、大きな実を丸ごと1個、自分ひとりで食べると思い込んでいたからで。
3人で分けると聞くと、とたんに顔を曇らせました。
こうした他愛ない場面では、老母も心理・感情においてかなり幼児的になっています。
一昔前なら、自分が我慢しても子供たちに分け与えていたのに・・・。
イチゴに話を戻すと、温室の中で育て始めてからは果実の傷もほとんどありません。
鳥だけでなく虫も食べているのではないかと思っていたのですが、そうでもなさそうです。
○早くも春支度か
ここからは、早くも若芽、花芽を出している菜園の住民たちを大急ぎでご紹介。
上記は八重咲きスイセンの芽。
イルカのくちばしに似ているので、イルカちゃんとかフリッパーとか呼んでおります(ってな話、昨年かおととしもしちゃかも)。
タケノコではありません。
イエローラズベリーの脇芽。
主枝の脇に2つ出ていました。
これが早く大きく育てば、収穫が期待できます。
ファイト! 脇芽ちゃん!
匂い椿は12月から花芽がついていたのですが、1月に入ってから急にふくふくと丸みを帯び、花びららしきものの色も次第に濃くなってきました。
この調子ですと、近々、ひとつ二つは綻ぶのではないでしょうか。
こちらは南高梅の花芽。
自前の梅で焼酎が飲みたいとオトキサンが申しまして、今週の日曜日に江東区のホームセンターで購入いたしました。
そのときはまだ、茶色い側に覆われていたのですが、菜園の日当たりがよいせいか、ここ数日、昼の気温が上がっているせいか、たちまち薄着になりました。
フレンチラベンダーも蕾が続々とできています。
もっと暖かくなってから咲くものと思っていたのに、意外や意外。
線形がガクのように集まった葉の間からほんの少し赤紫めいたものが覗いたのは12月も終わりの頃だったでしょうか。
これも1月になって急に蕾が大きくなったのです。
人間のキッタンは朝夕の極端な寒さに惑わされて「今年はやけに寒いぞ」などと亀の子のように縮こまっておりますが、自然界の生き物にとっては暖冬なのかもしれませんね(もっとも、昼間はキッタンの仕事場も暖房要らずですが)。
オーラスはブルーベリーの葉の芽。
年を越した葉たちが赤く染まりながら散っていくのと引き換えに、次々と葉の赤子が誕生しています。
人間の子供だけでなく、葉の多くも、最初は赤い色で誕生しやがて若草色になっていくという現象は、今さらながらに興味深く。
と、駆け足で。
キッタンはこれから母屋で老親たちの昼食の支度。
なんとまあ、老ママリンの首が回らなくなってしまいまして。
(「あの人に首なんてあったっけ?」とはオトキサン)
親が年を取ると、日々、イレギュラーな用事が増えてきますねえ。

