○尖塔のような「バレリーナ」の花びら
チューリップ「バレリーナ」の見事な咲きっぷりをご披露したくて、資料を読む手を止めて(サボって?)、こうしてブログに向っているキッタンであります(ごめんね、Hわさん)。
これは4月6日の写真。
あ、すいません。
実は、すでに盛りは過ぎておりまして。
5日の午前中に蕾らしくなり、午後、日がだいぶ西へと傾いたころ、1株が軽くお披露目。
翌6日になると、大空に向って腕を広げるポーズで決めてくれました。
ところで、チューリップの蕾のいちばん外側はガクなのだろうと思っていたのですが、そうではなくて花びらだったのですね。
右の写真は5日の午前中のものですが、外側の若緑色の部分が刻々と色味を増していき、気がつけば、確かに花びらの1枚にふさわしい朱色に染まっておりました。
○大胆な踊り手、「バレリーナ」
「バレリーナ」は、ここまで大胆に咲きます。
クラシカル・バレエの概念を超えて踊るモダン・バレエの旗手のごとく、チューリップという概念を大幅に超えて咲き誇る「バレリーナ」。
購入時のタグにはオランダ産と出ていましたから、チューリップの本場でつくられた品種であることは間違いないようですが、果たしてどんな両親から生まれたのか、他にどんな色合いがあるのか。
タグに載っていた写真では、花色は赤紫に近かったので、そんな色合いもあるのでしょう。
メシベ、オシベが大きいのもこの品種の特徴でしょうか。
朱赤によく映える黄色。
自然のつくる配色は、実に巧みですね。
○美容のために早寝、遅起きする?
日中は花芯いっぱに太陽を取り込んでいる「バレリーナ」ですが、夕方になるとさっさと花びらを閉じ、ある意味、チューリップらしい姿に収まります。
かなりの早寝ですよ。
上の写真は16時52分に撮影したもの。
ごらんのように、「お仕事、終了」しておりました。
うらやましいですねえ、そういう毎日。
では、彼らの朝は早いのか。
9時前後に見に行くと、ほぼ起きていますが、多少寝ぼけているかに見えるときもありました。
ただ、そんな具合に1日の”開店”時間が短いからか、花の命はわりに長め。
1週間を過ぎた今日も、目を楽しませてくれています。
こちらは1週間め、日曜日のバレリーナです。
花びらが朱色から黄色へと変わり始め、それぞれの花びらの端には少し疲労が覗いていますが、若く炎のごとく咲いていた時期とはまた違う色気があります。
「ファインダー越しに見慣れてくると、咲き始めのバラよりも、少し枯れかかったバラのほうが色っぽいよ」とあるカメラマンが話してくれたのを、思い出しました。
それにしても、チューリップっていうのは、こんなにも長い時間、こんなにもいろいろな表情で楽しませてくれる花だったんですねえ。
ふだんなら、枯れ始めた花を、鋏片手にバシバシと切ってしまう老ママリン(「だって、そのほうが次の花が元気に咲くのよ」というのが彼女の行動理由)ですが、さすがにバレリーナには刃をたてることもなく、「花が終わるまで、このままにしておこうか」
そんなわけで、今日も初夏のような陽射しを浴びて立つ2つの「バレリーナ」。
ビル風にゆらゆら揺れて、本当に踊っているかのようですよ。
○梅も育ってます
少なくとも5粒は残しておいたはずの、南高梅の実。
今朝、改めて数えてみると、わずか3粒しかないのです。
ショック!
風で落ちてしまったんですねえ。
その中でもっとも大きいのが、この実です。
ラグビーボール状の、横長の直径が2.5cm強あります。
葉陰にあるほうが生育がよいらしく、このブログですでに紹介した木にぶらさがっている実はさっぱり大きくなりませんが、上の写真の実と、やはり葉に隠れたもう一つの実は、順調に育っておりまして、「自前の梅で梅酒をつくる」とおうオトキサンの野望も着々と実現に向っております。
しかし、老ママリンによれば「他の実が風で落ちたんなら、この実も落ちちゃうかもよ」
こういうことを、さらりと言い放つのですから、老人は恐ろしや。
しかも、ある意味当たっているのだから、なお怖い。

