○1年たって、ようやく菜園デビューのトマ子
かつて、ど根性大根が話題になりましたね。
こちら、屋上菜園では”勝手にトマ子”。
予期せぬ場所に、いつの間にか(ミニ)トマトが育っておりました。
実は、昨年、育苗ポットに20指に余るほどのミニトマトの種を蒔きまして。
しかし、発芽したのはわずか3株程度でした。
後の種は待てど暮らせど出てこないもので、ついに諦め、しかし、土を捨ててしまうのはもったいないので、ユーズド・ソイルの寄せ集まったプランターに種の入ったまま育苗ポットの土を放り込んでおいたのでした。
このプランターから芽が出てきたのは春のいつごろだったでしょうか。
「マリーゴールドかな。でも、トマ子に似ている!」と真っ先に言い出したのはオトキサン。
しかし、種つきの土を入れたことなどすっかり忘れていたキッタンは、「ありえないよ」と全面否定し、マリーゴールド説を支持しておりました。
マリーゴールドは昨年、たくさん株が増え、花が乱れ咲き、それが枯れると風の力を借りて、あちこちに種を散らしていたのを、キッタンはこの目で見て確かめていたからです。
が。
長ずるに及んで、その葉の形にも伸び方にも、否定しようのないトマトの特徴が。
いやはや、驚きましたねえ。
昨年の春に蒔いた、というよりは捨てた種が、1年たって芽を出すとは。
さらに驚くのは、成長がよいこと。
種に対して大器晩成と言うのもおかしな表現だけれど、ともかく、1年近くの長きに渡って土中生活に耐えたおかげで、地上に出た途端に、蓄えたエネルギーが爆発したのでしょうか。
この”勝手にトマ子”に比べると今年の春、育苗ポットで発芽したトマ子(これはトマ太郎だったか)は、育ちがややスロー。
こちらがその苗です。
オトキサンがせっせと育苗ポットに種まきしたのが4月12日。
発芽がいつだったか、メモしそこねてしまいましたが、その後、暑かったり、急に寒くなったり、大雨が降ったりと、ころころ変わる天気に翻弄され、ときには双葉の先を黄色く枯らしたり、育苗ポットの中で倒れ掛かったりしながら、ここまで育ってくれました。
茎も葉も整っていて、ルックスもなかなかいいんですが、”勝手にトマ子”のダイナミックな葉の茂りっぷりを見た後では、ひ弱な感じが否めません。
それにしても、”勝手にトマ子”が根付いた土壌は昨年の使い古しで、養分も大して残っていないように思うのですが、この生育の勢いの良さは何によってもたらされているのでしょうか。
一方で、育苗ポット出身のトマ太郎は、育苗時代はもちろん新しい土、プランターの土壌もトマト用にキッタンが新しい槌や肥料をブレンドしたスペシャル・ソイルなんですけどねえ。
ついでながら、ユーズド・ソイル・プランターは他にもいくつかありまして、一度使った土を捨てるのがもったいないので、少し休ませているわけですが、その一つでは、トマトとシソの”勝手に混植”(混浴ではありませんよ)が進んでいます。
下の写真がそれ。
コリアンダーのこぼれダネも芽を出してたか。
シソは、昨年の春からずっと育てていたものが恐ろしいほど種を飛ばしまくっておりまして、バラやラベンダーといった花鉢にもいつのまにか入り込み、続々と育っています。
何やら、菜園中の鉢とプランターが残らずシソの軍団に占拠されつつある様子。
そのくせ、新たに蒔いた紫シゾの種は、なかなか発芽しないんですよねえ。
○オマケはベリーたちの近況
緑色ばかりでは単調なので、花の写真も載せておきます。
上はブラックベリーの花。
ちりめんのようにチリチリとした花びらは、案外もろくて風に散りやすいのですが、今日は4つぐらい咲いていましたか。
2つの花の奥にはまだ青いブラックベリーの果実も覗いていて、今から楽しみですねえ。
最後は、ラズベリーの実。
今年はラズベリーの実りがめっぽうよく、オトキサンの話だと、現状で80粒を超えるそうな。
昨年秋に収穫した後、枝の切り戻しをかなりしまして、さらには脇に出ていた新株を鉢分けしてやったのがよかったのかでしょうか。
2鉢の新株もたくさん実をつけています。

