○またもや犯人はネズ公か、
エダ子、無惨な姿
事件の第一発見者の受ける衝撃とはこういうものでしょうか。
今朝、枝豆エダ子の実り具合を確認しようと、外側の株のサヤを手にとって、ショック受けたキッタンは、さらに、葉をかき分けて上記の写真の光景を目の当たりにして、言葉にならぬ怒り、絶望で、がく然としてしまったのでした。
む、酷すぎる、いくらなんでもひどすぎる・・・
「早生枝豆白鳥」のサヤが膨らみを増してきて、
「そろそろかしらねえ」
「いつ、収穫しようかねえ」
などと、おトキさんと喋っていたのが、土曜日のこと。
試しに2鞘ほどを簡易七輪に乗っけて焼きまして、試食しましたら、これが豆の味、濃厚で、今年も枝豆は順調に育ったワイと、大変喜んでいたのです。
ところが、その喜びもつかの間。
ここまで激しく、食い荒らされてしまったとは!
その食い荒らし方から推察するに、たぶん、盗人はネズミでしょう。
実は「金曜日の夜に、お宅の外壁をネズミらしき黒いものがのぼっていくのを見た」と、隣のおばさんが土曜日にわざわざ知らせてくれたのでした。
梅雨時と9月末から11月にかけての雨の時期にネズミが出やすいことは、経験上わかっていたはずなのに、うっかり対策を怠っていました。
というのも、ネズミが顕著に出没しはじめたのは、近所でマンション建設のために地所が掘り返されていた時期。
マンションが完成した昨年はネズミの害を免れたもので、前後関係から考えて、もう大丈夫だろうと油断をしてしまったわけです。
しかし、ネズミは戻ってきた。
同じ個体ではないにせよ、ネズミの習性が、この菜園の存在をいち早くキャッチしたのでしょう。
動物の本能の鋭さ、貪欲さには恐れ入ってしまいます。
しかも、その食べ方の小癪なこと。
背の届かないらしい豆には全く手をつけず、地面に近い低い位置の、大きな豆の入っている鞘のみを集中攻撃。
そして、中身をきれいに平らげてしまっているのですから、憎らしいったらありません。
ああ、この枝豆で、今夏もおいしくビールがいただけると、おトキさんもキッタンも、それはそれは楽しみにしていたのに・・・。
悔しいというよりも、どうしてそんな風に人のものを横取りしてしまうのだろうと、なんだか悲しくなってしまいました。
人もネズミも、自分のことしか考えないんだなあ、と。
○これで防げるか!
しかし、恐れ入ってばかりはいられません。
取り急ぎ、防御ネットで株の周囲を囲いました。
金網の上の縁を切りっぱなしにしたもの。
前回はこれでどうにかしのぎましたが、さて、今年はいかに。
ネズミはすぐに知恵をつけるから、案外、この程度ではあっさりクリアしてしまうのではないですかね。
それに、いくらネズミから守るためとはいえ、これでは囚われの身さながらで、エダ子たち、なんだか窮屈そうです。
菜園では、今年は作物が好調で、キュウリはすでに4本を収穫しました。
5本目が早くも大人になりかけています。
”勝手にトマ子”は10粒ほど青い実をつけており、ブラックベリーも今、茶色が濃くなってきたところ。
さらに、ブドウが小さい房ながらもゆっくり育っていまして。
これら全部がネズミの歯牙にかかる危険にさらされているわけで、なんとか対策を考えねなりません。
町の中で擬似的な自然をのんびり楽しめればいいなあ、ついでに新鮮で美味しいものがちょっとばかり食べられればありがたいなあ。
そんないたって暢気な気持ちで始めた菜園なのに、ここではのどかな日々ばかりではなく、外部からの侵入者との戦いも待っている。
もう少し互いに譲り合って共存できないものかしらねえ、などと考えるのは、平和ボケしたキッタンの甘さでしょうか。
”お口直し”は西洋朝顔。
ほかの朝顔に先駆けて、先週から咲き始めました。
種の生産地はオランダだそうです。
”西洋”なんて肩書きのわりには、白地に青紫のストライプというシンプルでおとなしい模様で、藍染の昔ながらの浴衣を彷彿させて涼しげです。
1輪1輪、青紫の入り具合が異なりまして、一昨日あたりは、圧倒的に白の多い花が3輪咲いていたのですが、今朝は3輪3様。
それにしても、暑い。
今日は雨ではなかったか・・・
・・・やはり、ネズミの仕業でした。
ところで、これまでの経験からすると、ネズミが出没している場合、必ずどこかにその証拠、つまりは糞を残しているはず。
そこで、夕方、再び菜園に出て隅々まで調べたところ、ありましたよ、かつて、ネズミがよく脱糞していった場所に、黒々とした汚点が(点よりは太めのハイフンか)。
小さいけれど10個以上は優にある糞の数から推して、あるいは2匹かもしれず。
不思議なことに、以前、ネズミが出たときに「トイレ」にしていたのと同じエリアに脱糞しておりまして。
多分、その辺りがネズミにとっての菜園の出入り口になっているのでしょう。
とすると、ネズミたちは立ち去る前に糞を落としていくことになる。
もしかすると、それには犬のマーキングのような意味合いがあるのでしょうかね。
そうなると、今後のことがますます気になります。
おいらの縄張りだい、って勘違いして、またぞろやって来てしまいますからね。
とりあえず、効き目が高いとされている殺鼠剤「デスモアプロ」を「トイレ」エリアに3個、枝豆エダ子のプランター脇に1個、置いておきました。
さらに、午後9時ごろ、おトキさんと一緒に菜園に出て、ブドウの実、ブラックベリーの実にネットを被せました。
キッチンの三角コーナー用のネットなので、ネズミの歯ならワケなく千切られてしまう代物ですが、それでも、やらないよりはマシです。
ブドウもブラックベリーも、ネズミなんかにゃ食わせたくない!
もっとも、現在は雨が降っていますし、明日も雨との予報ですから、彼らは菜園には現れないでしょうね。
ネズミたちは雨上がりにやって来るケースが多いのです。
さすがの彼らも「濡れネズミ」になるのは嫌いなんでしょう。

