○わずか3日で登場、エダ豆の新芽
まるで畑のオタマジャクシといった風情でしょ?
エダ豆エダ子たちです。
ネズミの盗人に食い荒らされたおかげでせっかく育った枝豆を食べそこなってしまったのが悔やまれ、おトキさんが日曜日に、残っていた種(豆)をすべて撒いたのでした。
春蒔きのときには種豆に水分を含ませたのですが、今回は「面倒だから、いいわよ」(おトキさん)
ところが、気温が高いうえに水分も豊富なせいか、発芽の早いこと。
昨日の朝、菜園を見回ると、少し離れた位置からでもこのプランターの土がところどころ盛り上がっているのが見えました。
よもや、ネズミに掘り返されたのではと心配になって慌てて駆けつけると、種豆が自力で土を押し上げていたのです。
土の隙間から覗いた新芽たちの、大きな頭(豆)と、か細い茎。
それで土を持ち上げている様子が何とも健気で、見ていると感動してしまいます。
動物も植物も、そして人間も、生き物の命の尊さ、重さは等しいのだと、つくづく感じまものでした。
その新芽たちが、わずか1日の間に頭上の土をすべて押しのけ、ここまで伸びてしまったとは!
このあと、どれほど加速度的な成長を見せるのか、興味津々です。
○グリーンカーテンの助っ人、るこう草
ツルものを屋上菜園のフェンスに絡ませて少しでも涼を取ろう。
そんな下心も手伝って、夏に向けて朝顔、ゴーヤ、フウセンカズラを何鉢も作っていますが、今年はおトキさんが、るこう草なる新人を連れてきました。
「スーパーの園芸品コーナーで格安で売ってたのよ。しょぼんとしていて、誰も買い手がいないのかと思ったら、可哀そうになっちゃってさあ。ツル系だから、グリーンカーテンになっていいし」
てな具合に、いつも新住民を菜園に連れてくるのがおトキさんです。
るこう草はヒルガオ科の1年草だそうな。
原産は南アメリカ。
星形の小さい花を咲かせるとのことで、待ちに待った初花は7日に咲いたのですが、9時近くに菜園に出ていったときには、すでに咲き終わって花を閉じておりました。
早朝に咲くのだろうか。
そうだとすると、おトキさんもキッタンも、開花を見ることはできないよなあ。
と、がっかりしたのですが、今朝はかなり長い間咲いていて、しかも、8時過ぎと9時過ぎとでは花の向う方角が少し変わっていたようです。
そのおかげで、この写真が撮れたわけでして。
さて、キッタンは、あすは仕事で朝からユニバーサルデザインの講座。
そのための宿題がさっぱり進まず、ついついブログに寄り道した次第。
明日、早起きして宿題をしなければ!
PS.
本日、ついにネズミを捕獲しました。
といっても、すでにあの世に旅立った後ですが。
夕刻、強風で倒れた梅の鉢を起しに菜園に出て、ついでに見回ったところ、予期せぬネズミの姿に出くわして、大きなショックを受けたキッタンでした。
さんざん殺鼠剤を蒔いておきながら、よもやその効果が目の前に具体的な形で現れるなどとは思いもしなかったからですが、それだけでなく、後ろめたさを感じたからでもありました。
ゴキブリや根切虫なら殺せるくせに、さすがに生身の肉体が命の抜け柄となっているのを目にすると、「殺す」という行為がリアルに迫ってきます。
そのため、片づけなくてはいけないと頭では分かっていても、生理的にキッタンには実行ができず。
それでいながら、菜園に亡骸のあることが頭から離れなくて、何となく居心地の悪い時間を過ごしておりました。
ところが、夜、帰宅したおトキさんは、荷物を置いて着替えると食事もとらずに仕事場に来て、「さあ、始末しよう」と、菜園に出て行きました。
ええ? マジ?
あのネズミを始末するの?
しかし、おトキさんは怯むこともなく、2つの箒を使って地面に敷いた新聞紙へとネズミの亡骸を移すと、「ごめんね、成仏してちょうだいね」
そして、テキパキと新聞紙でくるんだのでした。
「よくできるわねえ。あたしなんか、とても駄目」とキッタンが言いますと、
「だって、放っておくのはかわいそうじゃないの」
とおトキさん。
「ネズミにだって生きる権利はあるのに、私たちの都合で私たちが殺したんだよ。せめて、ちゃんと始末してあげなくちゃ」
たしかに、おトキさんの言うとおりだよなあ。
菜園を始めてから、「命」というものについて考えさせられる機会が増えたおトキさんとキッタンです。

